zuka
ABCをコツコツ解いていきます。
本記事は,管理人の競技プロ精進日記としてログを取ったものです。モチベーションを爆上げするために,積極的にアウトプットしていく作戦です。
これから競技プログラミングを始めようと考えている人や,なんとなく敷居が高いと感じている人の参考になれば嬉しく思います。その他の記事は以下をご覧ください。
目次
本記事の概要
Atcoderで初心者用のコンテストとして開催されているAtcoder Beginner Contest(通称ABC)を解いていくものです。今回はABC122-B「ATCoder」です。
ポイント
部分文字列を取得して,その文字列に特定の文字列が含まれるかどうかを判定する問題です。pythonであればin
などを用いてシンプルに実装できますが,c++では少しだけややこしくなります。とは言え,行う処理は簡単です。
今回は与えられる文字列が最大でも長さ10であるため,全探索を行なっても十分時間は間に合います。なぜなら,長さ10の部分文字列として考えられる総数は高々
\begin{align}
10+9+\ldots+1&= \frac{(10+1)*10}{2}\\
&=55
\end{align}
10+9+\ldots+1&= \frac{(10+1)*10}{2}\\
&=55
\end{align}
だからです。部分文字列はsubstr
を利用して取得しましょう。
おさえるべき内容
全探索を行えるときは全探索してしまう。
実装
#include <bits/stdc++.h>
#define _GLIBCXX_DEBUG
#define rep(i, n) for (int i = 0; i < (int)(n); i++)
#define repi(i, a, b) for (int i = (int)(a); i < (int)(b); i++)
using namespace std;
typedef long long ll;
string S;
int X[20];
int main(){
cin >> S;
int max_size = 0;
// 部分文字列のスタート地点
rep(i, S.size()){
// 部分文字列のゴール地点
repi(j, 1, S.size()-i+1){
string s = S.substr(i, j);
// 取得した部分文字列がATGCで構成されているかどうかを保持するフラグ
bool flag = true;
for (auto x: s) {
if (x!='A' and x!='T' and x!='G' and x!='C') flag=false;
}
// もし部分文字列がATGCで構成されていれば最大値を更新する
if (flag){
if (max_size < s.size()){
max_size = s.size();
}
}
}
}
cout << max_size << endl;
}
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