【競プロ精進ログ】APG4b編<1-13>

zuka

ついに競技プログラミングを始めました!

本記事は,管理人の競技プロ精進日記としてログを取ったものです。モチベーションを爆上げするために積極的にアウトプットしていく作戦です。これから競技プログラミングを始めようと考えている人や,なんとなく敷居が高いと感じている人の参考になれば嬉しく思います。その他の記事は以下をご覧ください。

目次

本記事の概要

Atcoderが公表しているc++の入門記事の内容を1からさらっていくものです。今回は1.13.配列です。

実装

#include <bits/stdc++.h>
#define _GLIBCXX_DEBUG
#define rep(i, n) for (int i = 0; i < (int)(n); i++)
using namespace std;

int main() {
  int N;
  cin >> N;

  // vector宣言
  vector<int> A(N);

  // 入力受付
  rep(i, N){
    cin >> A[i];
  }

  // 要素和を計算
  int sum;
  rep(i, N){
    sum += A[i];
  }

  // 小数点切り捨てで演算を行う
  int mean = sum/N;

  // それぞれの要素について平均との差を調べていく
  int ans;
  rep(i, N){
    ans = A[i] - mean;

    // もし負になれば-1をかけておく
    if (ans < 0){
      ans *= -1;
    }
    cout << ans << endl;
  }

ポイント

今回おさえるべき内容

 vector型はデータのかたまりを扱うのに便利

 固定長を扱う場合にC言語風の配列を利用することもある

 C言語風の配列には.size().push_back()がないので注意

データ構造の基本である配列についてです。APG4bでは,vector型を代表的な配列として扱っているようです。vectorは可変長のデータを扱う際に便利な型です。一方で,長さや最大長が決まっている場合はC言語風の配列を利用することが多いです。

// vectorの宣言
// int型のデータがN個入るvector
// .push_back()を利用すれば末尾にデータを追加可能
vector<int> A(N);

// C言語風の配列の宣言
// int型のデータがN個入るvector
// .size()や.puch_back()は利用できない
int A[N];

競技プログラミングではC言語風の配列の方が多く用いられている印象があります。というのも,データの集まりの長さが決まっていたり最大長が指定されている場合がほとんどだからです。しかし,両方扱えるようになったほうがベターです。のちに学ぶpair型でもvector型と似たような宣言をするため,今のうちに慣れておく方がよいでしょう。

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